なぜ無所属?
地方議会に与野党はありません。国政は、議院内閣制です。原則として、国会で多数を占める政党の党首が内閣総理大臣に選ばれる制度です。国会の多数派が与党として内閣を支える政党政治の仕組みであるため、与党と野党が存在します。一方、地方議会は二元代表制です。住民が地方自治体の首長と議会の構成員たる議員を別々に選ぶ制度です。首長と議会は対等な関係にあり、それぞれの役割を分担しながら均衡と抑制によって地方自治を担う仕組みです。その二元代表制の原理は、チェック・アンド・バランスによって権力の集中を防ぐことです。
私たちの生活の最も身近な問題を取り扱う地方政治の場では、さほどイデオロギーは重要ではなく、住民の立場での政策判断が求められます。そのため、政党のしがらみにとらわれない「無所属」で活動するのが最適だと考えています。
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